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ものづくり、カフェ、日々のいろいろ

乳製品マーケットは毎月変わるんで、ぼくに聞いてもムダですよ。バター不足の背景はもっと現役バリバリの企業戦士に聞いてください。

ブログで業務用乳製品について書いてるのでたまにコメントや連絡をいただくようになりました。一応…ありがとうございます。

「バター不足だから、その代替品となるMFCCのマーケットを知りたい」と・・・。せめて企業名ぐらいは明かしましょうね、メアドで調べたら目星はつきましたが。

 

ネット上じゃMFCC(ミドルファットクリームチーズ)やWPC(ホエイプロテイン濃縮物)の情報なんて皆無ですからね、しかもそうした情報をもってる商社やメーカーに聞いたって、たいしたメリットを示せないようじゃ、わざわざ丁寧に説明してくれるとこもないでしょう。

 

だからこうした僕のようなブログにまで問い合わせがくるんだと想像しますが、正直いって意味ないですよ、ほんと。乳製品のマーケットは毎月のように世界情勢がかわるし、それにともなって国内の状況もおおきく変わります。

 

だって乳って牛から取れるんで、生き物ですからね。

猛暑であれば乳をださなくなるし熱波で死んじゃうこともあるし、いまじゃトレーダーが買い占めて倉庫に置いといて相場をつりあげるなんていう高等テクニック(これマジ困る!ただ彼らはガッポリ儲かってるってね、あ〜やだやだ・・・)まで世界中でおこなわれてます。

 

だから乳業界を何年もまえに去ったぼくに聞いたとこでマーケットなんて知らないし、説明できることといったらMFCCがどういったものかといった、商品説明ぐらい。

あとは関税システムや一般的な乳業界あるある、なんてのも可能だけどあまりそんなん話しても・・・、ねぇ。

気が向いたらこのブログで書くんで首を長くして待っててください。笑

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バターが足りなくなって助けを求めてもダメ! 

で本題ですが(ここまでなが!)、上記のとおり乳製品は牛の健康状態によってすんごく量が左右されますし、ほしいときにほしいだけ買えるといったもんじゃございません!

 

そして乳製品を扱う商社やメーカーは既存のお客さん向けでちょうどよく今の在庫と生産量をさばけるように常にバランスに気をつけています。

そりゃそうですよね、牛乳の賞味期限なんて短いし、売るさきがないからって捨てるわけにもいかないので。だからまえもって計画を入念にたてています。

 

そうした事情があるので、いつも定期的に買ってくれてるお客さんはありがたくて、バター不足になって無数に現れる「バターくれくれくん」はまったくもって相手にしないわけです。

 

ほんとこのあたりはシビアで、もう付き合いのない一見さんは門前ばらい、はなしも聞かずに一蹴されます、こわ!!!

ただでさえバターが足りないのに、まわりに売るような在庫なんてないんですよ。まぁだからこそMFCCといったバターの代わりに使える輸入品が大活躍するんですが。

 

ただこれもいきなり使おうとおもったって輸入には数ヶ月かかるし、メーカーでの工場視察や品質検査にたいていさらに数ヶ月かかるとみておくのが無難。あたらしい原料つかうのってそうした検査でOKになってからなんで、半年以上、通常は1年以上かけて検討するもんなんです。

 

それをいきなり「くれくれ」と上から目線で言われても、北海道のメーカーさんあたりはスパッと刀で切り返してきますよ、この世間知らずめ!って。

上から目線でアドバイス。キリッ!

乳製品は3、4年周期でジャブジャブに在庫が余るのと、在庫がなくなるのをアホみたいにくりかえす歴史があるので、いちばんの対応策はいらないときにも少ない数量をメーカーから買いつづけて良好な関係をもちつづけることですよ。

 

それと同時にMFCCはじめそのほかの輸入品をいつでも使えるよう社内ですすめとくこと。これらが必須になります。

 

ただこれらは明治や森永、ロッテといった大手はぜったいにやるべきことで、中小にはなかなか厳しいかもしれないですけどね。でもやっといたほうがいいだろうな〜。

 

あとケーキ屋さんやラーメン屋さんからもバター不足のとき問い合わせもらったことあるけど、とにかくいろんなとこにコネクションをつくっておくこと。国分や日本アクセスといった問屋はもちろん、ほかにも色々とつながっておくと何かあったときに助けてもらいやすくなるはずです。

 

GOOD LUCK☆