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途上国で下痢で亡くなる子どもの数は、毎年150万人。そのほとんどは脱水が原因です。きれいな水を飲むこともできない。NGO「グッドネーバーズ・ジャパン」を紹介します

ぼくはいままでいくつかのNGO、NPOでサポーター会員となり、途上国支援をしてきました。また同時に、Viri FideというTシャツブランドで売上や利益の一部を寄付するといったかたちで、僅かながらも貢献してきたつもりです。

 

ただアフリカを中心とした途上国の現実はとてつもなく悲惨なものがあり、ぼくらがこうやって何気なく過ごしているあいだにも、食料不足による飢えや飲み水が確保できないなど、いろいろな理由で幼い子どもたちが犠牲になっています。

 

しかも、途上国のばあいは水くみがちっちゃな女の子や女性の仕事になっていることも多く、学校にいけなかったりして、必要最低限の人権さえ持てないひともたくさんいるのです。  

汚染水を飲まざる得ない

世界では汚れた水を飲んで生活してるひとが11億人いるといわれています。

あたりまえのようにきれいな水をつかう生活をしてる僕らには想像がつきませんよね?

 

汚れた水は当然のことながら微生物や細菌が多くいますから、彼らは常に病気になるリスクを負ってることになります。

しかもそれが子どもであれば免疫力は弱いでしょうし、致命的なことも多いでしょう。

 

下痢で亡くなる子どもは150万人

どこかの本で読みましたが、途上国では「下痢」が死亡原因の1位、2位を争うほど危険なことだったりします。

 

考えられますか、これ?

 

下痢ですよ、下痢…。ぼくらにとってはただのゲリ。

 

調べてみると、あのユニセフとWHO(世界保健機関)が発表した報告書にこうありました。2009年とすこし前のデータですが、いまでも劇的には変わってないはずです。

 

安価で効果的な治療法が存在しているにもかかわらず、下痢性疾患で命を落とす人々の割合が、HIV/エイズ、マラリア、はしかに関連する死亡よりも高い

日本ユニセフ協会・お知らせ

 

先進工業国ではささいな問題に過ぎない下痢性疾患によって、毎年推定150万人の子どもたちが命を落としています。

 

毎年150万人!!!

 

すごい数ですね。

悲しすぎます。

 

途上国には、たかが下痢!で亡くなってる子どもがこれだけいるんです。

治療がそんなに難しいわけでもないのに、いろんな要因が重なり合い、下痢が死亡原因の上位になってしまう現実…。

 

言葉を失います…。

 

下痢性疾患のための安価で効果的な治療法があるにもかかわらず、開発途上国では、下痢性疾患の子どものわずか39パーセントしか、そうした治療を受けていません。

 

子どもの下痢性疾患の症状は、ほとんどの場合軽いものですが、急性の下痢性疾患の場合、深刻な脱水症状が引き起されます。この脱水症状は、すぐに水分が補給されないと死に至ります。 

 

世界の下痢性疾患による死亡の約88パーセントは、安全でない水、不適切なトイレ、劣悪な衛生環境に起因しています。2006年現在、世界で推定25億人の人々が適切なトイレを利用しておらず、開発途上国に暮らす4人にひとりは屋外で用を足しています。

 

子どもたちの全般的な健康状態や栄養状態は、下痢性疾患へのかかりやすさと症状の深刻さに深く関係しています。栄養不良の子どもたちは下痢性疾患に陥りやすく、症状は、深刻で長期にわたる可能性が高い

 

こうやってみると、いかに僕らが幸せな環境にいるかがよくわかりますね。

 

偶然にも日本といった先進国でうまれたことが、世界的にみてどれだけ恵まれてることか…。

 

ほんと今ある環境に感謝しなきゃいけないな。

 

とつくづく感じます。

 

それと同時に、ぼくらは途上国にうまれたひとたちへ何ができるのか。

それを真剣にかんがえなければいけないのではないでしょうか。

 

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ぼくらに何ができるのか?

想像してみてください。アフリカや東南アジアの途上国で、蛇口をひねっても水はでず、毎日ちかくの川まで水をくみにいかなきゃいけない。

しかもその川までは片道だけで何時間もかかり、しかも茶色くにごってる。

それでも生き延びるために日常生活でつかわざるを得ない。

 

そういった想像を絶する現実が世界ではいたるところで起きてるわけです。

 

ほんとにこうやって書いてるだけでも悲しくなって涙があふれてくるんですが、ぼくらはこの地球上にいきる仲間として、おなじ人間として、どうにかしたいし、どうにかしなきゃいけないことなんですよね、絶対に。

 

できることからコツコツと

毎日の生活がいっぱいいっぱいで遠い他国のことまで考えてられない!、といったひともいるでしょう。

なにかしたいけど何をしたらいいかわからないひともいるでしょう。

 

ほんとに強くおもうんですが、僕らひとりひとりができることなんてたかがしれてます。ただみんながホンの少し立ち止まって、そういった地域に住むひとのことを考えてみる。それだけでも、

 

世界はもっと笑顔にあふれたものになるんじゃないかな

 

とおもうんです。

 

そして少しだけ考えることができたら、今度はそこになにかを足してみる。1から2、2から3へ。そんなふうに、できることからコツコツとやればでいいのではないでしょうか?

 

みんなが同じ方向を向くのが大切だとおもう

もっと劇的な変化がないと何もかわらない!、といった声もときどき聞こえてきますが、本当にそうなのでしょうか?

いや、たしかにその通りかもしれません。

 

みんなが少しだけ立ち止まって考えたとこで、世界はなんら変わらないのかもしれません。

 

でも僕はそれでいいんじゃないかとおもいます。

 

たくさんのことができるひとはいっぱいやりましょう。

少ししかできないひとは少しだけでもなにかをやりましょう。

 

ただ、まったく何もしてないひとにはホントに少し立ち止まってほしいんです。

そしてホンの一歩でいいから足を踏み出してほしい。

 

そうやってみんなが同じ方向をむいてこそ、こういった世界の諸問題は解決に近づいていくのではないでしょか?

 

NGOに寄付するのもひとつの方法

さいごに、途上国の子どもたちの生活向上のために活動するNGO『グッドネーバーズ・ジャパン』を紹介します。

 

グッドネーバーズ・ジャパンとは

このNGOは1991年に設立され世界30ヶ国以上で子どもたちの人権を守るために活動してるグッドネーバーズ・インターナショナルのメンバーで、日本では2004年に開設され、現在ではアジアとアフリカの8ヶ国(カンボジア、インドネシア、ネパール、バングラデシュ、インド、ケニア、エチオピア、チャド)を対象に支援活動をおこなっています。

 

このグッドネーバーズ・ジャパンには、ぼくが以前にほかのNGOでサポーターとなってたような、「支援地域の子どもたち」と「支援者」どうしで、ちょっとした手紙や写真のやりとりができる仕組み『子どもサポーター』があります。

 

 

寄付金はその地域の子どもたちの環境改善につかわれる

ぼくは当時(数年前)、アフリカのエチオピアと、南米エクアドルの男の子たちのサポーターになりました(別々に2つのNGOを通して)。

 

といっても、僕がやりとりしたのはまだ5才ぐらいの子で文字を書けなかったので、男の子が描いたちょっとした絵をもらったり、その子の母親と簡易ながらも手紙のやりとりをしたものです。

 

ただこうやって特定の子どもが割りあてられるものの、ぼくらの寄付金は直接この子たちに届けられるわけではありません。

 

プログラムが終了しても継続して自分たちで生活できるように、その土地のインフラや飲用水確保のための井戸づくりなど、その地域がNGOの手をはなれてからもまわるように使用されていきます。

 

子どもサポーター会員になるメリット 

この仕組みの素晴しいとこは、サポーターとなった側がそういった地域をすごく身近に感じることができ、距離的にはものすごい遠い国で起きてる諸問題をすごく身近に感じれることだとおもいます。

 

ぼくは諸事情から2年ほどつづけたそのサポートは止めなければいけませんでしたが(めちゃくちゃ悲しかった…)、いまだに彼らの写真はありますし、エチオピアとエクアドルといった国に対して親近感をもっています。

 

そのサポートしてた2年間のうちに4回(かな?)ほど写真が送られてきて、彼らの成長具合いを感じとれ、嬉しくなったものです。

 

このように諸事情でやめざる得ないときは止めることもできます。

こういった現地に根づいた取り組みはすごく大事なので、すこしでも多くのひとに参加してほしいです。

ぜひ検討してみてください。